別名で保存

Dreamweaverの[別名で保存]は、一般的なアプリケーションであるExcelやWordとは動作が異なります。Excel、Wordでは[名前を付けて保存]に相当します。

Dreamweaverの別名で保存の最大の違い

古いファイル名と新しいファイル名の2つのタブが表示されるようになります。

古いファイル名のタブは編集前に戻される。

古いファイル名のタブのデータを見るとデータが編集前(前回保存時)に戻されているのがわかります。

新しいファイル名のタブが作られる

新しいファイル名でタブが作られ最新の情報が保存されます。

Excel、Wordの場合

古いファイル名のデータは表示されなくなります。タイトルバーのファイル名が変更されたというイメージです。

別名で保存の用途

古いファイルを残して、最新の情報を新しいファイルとして保存したい時に使います。
ただ、複数人で管理する場合、他の作業者にも伝わるように、ファイル名を後で付け替えたり、フォルダの中に整理したり、ちょっとした気遣いは必要となります。

保存

[ファイル]メニューから[保存]コマンドを実行すると、現在アクティブなファイルを保存する事ができます。
Dreamweaverによるホームページ制作に限らず、様々なアプリケーションソフトで作成したデータを保存する時に使うおなじみのコマンドの一つです。

保存のショートカットキー

保存のショートカットキーは
Ctrl+S
です。

新規ファイルの保存

新規のファイルを保存する時は、[名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。
保存場所を選択し、正しいファイル名を付けて保存しましょう。

デフォルトの拡張子はhtml

DreamweaverのドキュメントウィンドウではHTMLファイルを編集する事が多いので、拡張子をつけないで保存した場合には拡張子にhtmlが付与されます。

別名で保存

古いバージョンのファイルを残して、新しいバージョンのファイルに新しいファイル名を付けたい時にお勧めです。

すべて保存

今開いているファイルをすべて保存できます。
急いでいる時はこちらのコマンドの使用もおすすめです。

マイスクリーンの共有

マイスクリーンの共有とは、Acrobat.comの ConnectNowを利用し、オンライン会議でスクリーンを共有するサービスの事です。
遠隔地のメンバーがチームを組む時に便利かもしれません。

マイスクリーンの共有についての動画

ConnectNowを利用したスクリーンの共有 | Learn Dreamweaver CS4 | Adobe TV
http://tv.adobe.com/jp/watch/312/4571/

トラブルシューティング

ConnectNow でスクリーンの共有機能を使用できない(Acrobat.com)
http://helpx.adobe.com/jp/creative-suite/kb/cpsid_91268.html

すべて閉じる

すべて閉じるは現在開いているファイルをすべて閉じる機能です。編集途中のファイルは保存するかしないかを聞かれた後に閉じます。

保存するかどうかを間違えない

編集途中のファイルを閉じる時に[はい][いいえ]を聞かれますが慎重に判断しましょう。間違えると数時間の作業が無駄になってしまいますので。

個人的には手動で閉じた方がいいと思う

判断間違いが怖いので。
大量にファイルを開くようでしたらこまめに手動で閉じて整理しておきましょう。

すべて閉じるは速さが良い

確かに速いです。この機能に需要はあるのでしょう。

すべて保存とセットで使う

すべて保存をした後にすべて閉じるとするのは速くてかつ安心度が高いです。
ただ保存したくないファイルを閉じるのを忘れずに。

他のファイルを閉じる

ファイル名のタブを右クリックするとファイル操作に関連したポップアップメニューが表示されます。そこでは[他のファイルを閉じる]というコマンドが用意されています。これは意外と便利かもしれません。選んだ一つのファイルの編集に集中する事ができるようになるので。

すべて閉じるのショートカットキー

すべて閉じるのショートカットキーは
Ctrl+Shift+W
です。

閉じる

編集の対象を違うファイルにしたくなったり、ファイルをたくさん開いてあって少なくしたい時など[閉じる]を使うのですが、ファイルのタブの×ボタンを押して閉じていった方が直感的でわかりやすく楽だと思うのですが、[閉じる]コマンドがファイルメニューにないのも不自然なので存在しているのかもしれません。

閉じる前に保存

基本的には閉じる前にすべて保存です。閉じるボタンを押した時のダイアログに頼るのはあまりよくないような気がします。作業途中で[閉じる]を押して保存したいのに前に戻るつもりで[いいえ]を押してしまった経験ありませんか?[キャンセル]と[いいえ]がごちゃごちゃになっているからです。日本語的にはよく似ているような気がするのは私だけではないでしょう。ただどうしても保存したくないファイルは保存しないで[いいえ]で抜けるとよいでしょう。

ファイル名のタブに*がついていたら

ファイル名のタブに*がついていたらそれは編集途中という意味です。編集を有効にしたい時は必ず閉じるか終了する前に保存をしておきましょう。

電源が不安定な場合

電源が不安定な場合、こまめに保存する必要があるかもしれません。そんな時はショートカットを覚えておきましょう。メニューに書いてあるので今覚えなくても大丈夫ですが。
保存はCtrl+Sです。

フレーム内に開く

フレームを使ったページを作るための機能です。
SEOで不利と言われ最近ではめっきり少なくなったフレームを使ったサイトですが、意外とSEOを問わない現場では使われていたりするかもしれません。
アイデア次第かもしれません。

フレームのあるページにページを読み込ませたい時に有効

デフォルトでは[フレーム内に開く]コマンドは選択できないようになっています。
選択できるようにするには今選択しているHTMLファイル内にフレームを設定します。
[挿入]パネル-[レイアウト]カテゴリ-[フレーム]からフレームを作ります。
デザインビューでみると画面が分割しているのがわかるのでファイルを読み込ませたいエリアをクリックしカーソルを置くと[フレーム内に開く]コマンドが実行可能になります。
後はファイルを選択し読み込ませるだけです。

懐かしの左フレームメニュー

個人サイトを中心に昔は画面をフレームで左右に2分割し、左はメニュー、右にコンテンツというサイトが多くありました。今はメニューを探すのに全体をスクロールしなくてはならなくなったので不便になりました。フレームを作るとサイトの構造が複雑になりサーチエンジンのロボットが解釈しにくくなるのでSEO上不利になるという事ですが、フレームにも良さがあるのでなんかもったいないような気もします。

最近使用したファイルを開く

[ファイル]メニューから[最近使用したファイル]を選択すると、最近使用した10個のファイルがメニューの右に一覧で出てきます。

起動時にドキュメントを再び開くを選択すると

Dreamweaverを前回終了した時に開いていたファイルを起動時に再び開いた状態から始める事ができます。若干スピードアップにつながりますし、いちいちファイル名を覚えて設定する苦労から救われます。

最近使用したファイルの履歴を消すには

レジストリの一部分を消去する方法でできるようですが、毎日レジストリを削除するのも骨が折れるのと、間違えた場所を消すリスクも考えてやらない方がいいような気がします。
●参考リンク(作業はユーザーの自己責任で行いましょう。)
Dreamweaverで「最近使用したファイルを開く」の一覧を削除したい
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1261024207

最近使用したファイルの個数を変えるには

調べたもののなさそうな感じです。
どこかの人が方法を見つけるのを待ちましょう。
Recent File Listキーの文字列値の個数を増やせば個数を増やせると思ったのですが駄目でした。
●参考リンク(作業はユーザーの自己責任で行いましょう。)
最近使用したファイルをリストに表示させないようにする方法
http://www.adobe.com/jp/support/dreamweaver/ts/documents/dw0473.html

ファイルパネルから開くファイルを選択した方が速い場合も

いろいろな場合がありますから。

Bridgeで参照

[ファイル]メニューから[Bridgeで参照]を選択するとAdobe Bridgeが開きます。

Adobe Bridgeとは

画像のサムネールを表示するというのが主な機能だと思います。
Photoshop、Illustratorのファイルのサムネールも見る事ができます。

ファイルをクリックすると

Htmlファイルをクリックするとブラウザが起動します。
画像をクリックすると画像編集ソフトが起動します。

ドラッグアンドドロップで開く

AdobeBridgeで見つけたファイルをDreamweaverで使いたい時はドラッグアンドドロップで持ってくる事ができます。
HTMLファイルならDreamweaverのファイル名のタグのあたりに、画像だったらドキュメントウィンドウにファイルアイコンをつかんだマウスカーソルを持っていって離します。

画像編集ソフトを起動したい時に使う

PhotoshopやIllustratorなどで開くファイルを指定するのに使うと便利です。サムネールを見て適切なソフトを起動する事ができるので。ほかのソフトではソフトのアイコンが表示されてしまいます。ファイル名を覚えていればいいのですが。

画像の整理にも使える

画像に関する属性が表示されるのでデジカメで撮ってきた画像の整理にも使えるでしょう。
いろいろな条件で並び替える事ができます。エクスプローラやVIXより高機能です。
ただ、一つのフォルダ中の画像ファイルをすべて印刷するという用途ではVIXの方が良いかもしれません。AdobeBridgeはあまり印刷を強化していないようです。Bridgeは架け橋という位置づけのようなので

開く

[開く]機能はすでに保存されているデータをアプリケーションに読み込んで呼び出す機能で、もうおなじみでしょう。ExcelでもWordでも同じような機能があります。

ファイルの種類をドロップリストで表示

あまりなじみのないファイル形式まで対応しています。
これが全部概要だけでも頭に入っている人は、プロフェッショナルなのでしょうね。
私はまだまだです。

サイトルートボタン

ダイアログの左下にあります。
現在ファイルパネルで選択している作業用フォルダのルートフォルダを表示するようです。
ルートという事はトップフォルダという事ですね。

前回作業したファイル名がうろ覚えの時

更新日時で判断したり、[ファイル]メニューの[最近使用したファイルを開く]などを参考にすると見つかるかもしれません。
きちんと整理してあるとそんな事もないのでしょうけど、大量のファイルを操作して時間がたってしまうと、どのファイルだったっけな?という事も若干あるかもしれません。

ファイルパネルの活用

開く機能は少数のファイルだけ開くという時はよいのですが、サイトはファイルのまとまりで構成されている事が多いので、ファイルパネルに作業用フォルダを設定してそこからファイルを選択して開いたほうが後々楽だと思います。

新規

ファイルメニューから新規を選択するとWeb関連の新規ファイルを作れます。

加工後は保存

新規で作成後はUntitled-1.htmlのような名前でタブに表示されますが、まだ保存はされていません。加工後、後で必要なファイルの場合は保存しましょう。

さまざまなファイルを作れる。

HTMLに限らずCSSやJavaScript、PHPなど様々なファイルを作れます。上達に合わせて扱えるファイルを増やしていくとよいでしょう。

ファイルを新規作成する他の方法

①ファイルパネルで右クリック-新規作成をする方法があります。
この場合はファイルを作るとすぐに保存されます。
作成後はファイルの名前を変えるとよいでしょう。

②タブの右側で右クリック
ファイルの新規作成ダイアログが表示されます。
中身はファイルメニューから新規と同じ内容です。

③ようこそ画面より作成
Dreamweaverを起動するとデフォルトでようこそ画面が表示されます。
そこからファイルを作成する方法があります。
表示されない時は[編集]メニュー-[環境設定]-[一般]カテゴリからようこそ画面を表示にチェックを入れると次回起動時より表示されるようになります。

コードの再利用

サイトのコードのストックが増えてきたら、テンプレートやライブラリ、スニペットなどを用いコードの再利用を図ったほうが生産性・質共に向上し省力化もできるでしょう。

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